心筋症とはどんな病気?原因はある?わかりやすく解説!
心筋測とは、心臓の筋肉自体に問題が起きてしまう病気です。
いくつか種類はありますが、頻度の高いものでいえば、肥大型心筋症、拡張型心筋症があります。
肥大型心筋症は、心臓の筋肉がたくましくなり過ぎる病気です。筋肉がたくましくなることは良いことのように聞こえますが、肥大し過ぎた心筋は硬くなり、柔軟性が低下し広がりにくくなり、いずれは心臓が疲れて心不全にいたります。
拡張型心筋症は、逆に心臓の筋肉が薄くやせ細ってしまう病気です。やせ細った心筋は、収縮する事ができず、やはり心不全にいたってしまいます。
心筋症に前触れはある?初期症状をチェックしましょう
心臓の筋肉に負担がかかりますと、動機、息切れ、胸痛が出現します。
他の症状としては、立ちくらみや、眼前暗黒感(目の前が暗くなる感じ)が出現する事もありますので、そのような症状が出現した場合は、病院を受診するようにしてください。
心筋症は治るのか。治療方法や薬について
心筋症の治療は、薬物療法と手術療法があります。薬物療法は心臓を保護する薬を用います。
手術療法は、心筋症が原因で発症する不整脈を抑える機械を植え込んだり、薄く広がった心筋を縫い縮めたりする手術があります。
心筋症と心不全、どう違う?
上記のように、心筋症は、心臓の筋肉に問題がある状態をいいます。
心不全は、心筋症や心筋梗塞、弁膜症(心臓の弁の異常を来す疾患)によって、心臓の機能が完全ではなくなった状態をいいます。