シミと一口で言っても、様々な種類があり、それぞれによって治療法が変わってきます。
老人性色素斑
日光や、年齢が原因のシミです。
円形でうす茶色っぽく、境界がはっきりしているのが特徴です。
治療
スキンケア
当院では、「白いだけでない、美しい肌」をコンセプトとしたドクターズコスメ「NAVISION DR」を取り扱っております。
また、紫外線対策として日焼け止めを塗るというのも有効です。
ハイドロキノンの外用
ハイドロキノンには、メラニン産生を阻害する作用があります。
当院では、ハイドロキノンを4%含有した高濃度タイプのハイドロキノンを取り扱っております。また、抗酸化作用をもつフラーレンも配合しておりますので、お肌の抗酸化作用もあり、さらに美肌に効果的です。
ビタミンA誘導体の外用
ビタミンA誘導体には、角質を剥がし表皮の細胞分裂を促して、メラニンを排出する効果があります。
当院ではトレチノインオイルジェルの取り扱いがあります。
トレチノインオイルジェルは効果が高い分、皮剥けなどの副作用が出る場合があります。
BBL(光治療)
当院ではサイトン社のBBLという機械を用いて治療を行っております。
BBL(光治療)とは、加齢や紫外線ダメージによって変化した肌を、様々な波長の光を選択的に用いて改善する革新的な治療です。
しみ、ソバカス、くすみ、毛細血管拡張症、赤ら顔などの肌の色むら、毛穴の開き、ツヤやハリの衰えなどを改善することができます。
患者様の肌のタイプとご要望に合わせた治療ができるのが、BBL光治療の特徴です。
Qスイッチルビーレーザー
レーザーの光は、正常な皮膚や血管にはほとんど吸収されず、メラニン色素(シミ)によく吸収される性質があります。光治療では取り切れない薄いシミ、深いシミに対応できるのが特徴です。レーザーと聞くとこわいイメージがある方もいるかもしれませんが、正常組織へのダメージを最小限に抑えながらシミを治療することができ、傷跡を残す心配がほとんどありません。詳しくはこちらをご覧ください
肝斑
両頬やおでこなど、すぐ下に骨があるような場所にある境界がはっきりしないようなシミです。
摩擦などの刺激や、紫外線、女性ホルモンなどが関与するといわれています。
治療
スキンケア
摩擦がひとつの原因と言われていますので、徹底してこすらないようにしていただくと、それだけでもよくなってくる方はいらっしゃいます。
また、紫外線も悪化の一因となりますので、日焼け止めを塗る、日傘や帽子を使用するなどの対策も効果的です。
内服治療
ビタミンCやトラネキサム酸の内服が有効です。当院でも処方しております。
トラネキサム酸は、ピルを飲んでいたり、喫煙される方は内服しない方がよいとわれています。
また、内服はちょっと・・という方に、トラネキサム酸の外用クリームを取り扱っております。
ハイドロキノンの外用
ハイドロキノンには、メラニン産生を阻害する作用があります。
当院では、ハイドロキノンを4%含有した高濃度タイプのハイドロキノンを取り扱っております。また、抗酸化作用をもつフラーレンも配合しておりますので、お肌の抗酸化作用もあり、さらに美肌に効果的です。
ピーリング、イオン導入
ピーリングとは、皮膚の表面に薬剤を塗ることで古い角質や毛穴に詰まっている角栓・老廃物などを溶かして除去する治療法です。
古い角質を取り除くことで皮膚のターンオーバーを改善する効果があるため、シミを排出する効果もあり、美白・美肌の効果も期待できると言われています。
また、イオン導入は、微弱な電流を流すことで、通常ならば皮膚の表面にとどまってしまう有効成分を、イオン化し、電気の力を利用して肌の奥にまで浸透させていきます。
ピーリングで古い角質を取り除いてからイオン導入を行うと成分の浸透が高まりますので、2つを組み合わせて行うとより効果的です。